DJ BUMP SHOW!!@高円寺HIGH(12/29)

december-122009-01-13


ピロウズの冬ツアー「TOUR08 LOSTMAN GO TO CITY」の名古屋公演でNINE MILES作の'HEART IS THERE'が聴けて、今まで持ってなかった彼の旧作を購入しようとデリシャスのHPに行ったらアップされていたDJ BUMP SHOW!!の告知。今まで行きたかったけど、この為に遠征は出来ないなーとためらってたので、この年末のフェス参加中の開催はラッキー以外のなにものでもなかった。ロッキンのリストバンドを必死で隠して(笑)、終電間近の中央線に乗り込む。時刻は23時過ぎ。

高円寺駅に着いて友人と合流。OPEN/START24時で、まだ少し時間があったので近くの店で酒を飲んでエンジンをあっためる(笑)。そしたら思いのほか時間が過ぎてしまって、1時間くらい遅れてライブハウス入り。高円寺HIGHは小さいキャパの、地下に潜っていく感じのハコでした。中央線の駅から近いし、中にコインロッカー30個くらいだけどあるしいいね。(高円寺駅には普通の数のロッカーがありました)

入ったらYOKOちゃんのDJ中。準備してフロアーに。ひとがいっぱいで踊るスペース見つけるのが大変ー。ステージにはこの後行われるThe Bumpsのライブのセッティングがしてある。その上手側ステージ前まで近づき、DJ中のYOKOちゃんに見入る。かわいいなー。noodlesの時のギターボーカルの音も好きだけど、YOKOちゃんはファッションセンスがすごく好み。ZIPPER系?みたいな感じ。奇抜な色や模様の服をすっと着こなす、こだわって髪型やネイル、メイクをする。そういうことをいくつになってもやり続けることができる、そんなひとに私もなりたいな。

普段は楽器持って唄ってる姿しか見ないから、DJしながら踊ったり笑ったりする好きなアーティストをすぐ上に見上げて自分も踊る、これがもう、楽しい〜嬉しい〜!!昼間に幕張ジャパンのDJブースに行かずにガマンしててヨカッター。(ま、タイムテーブルがみっちりで行けなかったってのが大きいが。) 楽しく踊っていると、後ろから誰かがひとをかき分けてくる。私含めいろんなひとにぶつかって「いってーなコノヤロ」って思ってたら、目の前のオーディエンス(男)とダンスバトル開始…よくみたらさわおさん。これが噂のクレイジーダンサーですか!あっとゆーまにひとが集まって、渦を形成。足を踏まれたりして痛いので逃げる。あの渦は痛いですね、確かに。終了後は足がダルメシアンのようでした(笑)。ひとしきり踊った後、ふらっふらになりながら2Fに上がっていくさわおさんの後ろ姿に哀愁を感じましたw

DJはその後磯谷くん→淳さんと変わる。磯谷くんがモーサムのロッキンルーラをかけて、周りのオーディエンスよりも過剰に反応して踊ってたら磯谷くんに笑われました。嬉しかったんだもん。洋楽はメジャーなとこしか知らないけど、以前にHPに上がってたDJのセットリストとほぼ同じものがかかってた気がするな。スピッツとか髭(HiGE)ちゃんとかくるりもかけてたし。磯谷くんの踊りっぷりは素敵だった。背が高いからサマになるね。YOKOちゃんがELLEGARDENのAUTUMN SONGをかけて、フロアーの一部と大モッシュ大会!楽しかったな。
この時聴いたエルレが、自身にとってはかなり久しぶりだった。ってか、活動休止後、まったくエルレの音楽が聴けない。聴けばいいんだけど聴けない。ライブに行けないのにいきたくなっちゃうからかな?メンバーそれぞれの新プロジェクトが動き出して、これは活動再開はもう年単位で先になるんじゃないか、もしかしたら…とか、要らない不安が浮かぶからなのか?自分でも理由はよく分からないけど、体が拒否している感じ。変なの。

そしてThe Bumpsのライブ。さわおさんがベース弾いてたー。赤い15,000円の(笑)。ギャルバンっぽいのでステッカーをいっぱい貼ったら、余計にギャルバンっぽくなったそうな。しかしベースなのに右手をくるくるして、ベーシストではなかったね。余裕がよっぽど無かったのか、YOKOちゃんの水を間違えて飲んじゃうし。関谷謙太郎に「普段そんな高いところ(ベースアンプの上)に水置いてないしね」ってフォローされる。いい奴だ関谷謙太郎。今度からペットボトルにでっかく‘さわお’'ヨーコ''けんたろう'って明記しとくといいと思う(笑)。しかし関谷謙太郎、彼だけ上半身脱いでたんだけど(そして前胸部にガムテ…)、ほ、ほ、細すぎる!オトコの美学は大胸筋ですよー。髪切ってちょっとかっこよくなってたのはよかったけど。
The Bumpsのセットリストは多分以前HPに上がってたものとかわりなかったように思います。英語詩を歌いあげるYOKOちゃんにみとれてた。かわいいな。ライブCDリリースされたら買いそう。コピバンだからされないか(笑)。

ライブ終了後は再びDJ。鈴木淳さんがダイヴして相当後ろの方までぶん投げられてて嬉しかった(でもダイヴ中「こわいこわいー!」って真剣に怖がっている淳さんは可愛かったけどちょっと情けなかったデス)り、「鈴木淳、40歳、行きます」っていってエルレバージョンのFUNNY BUNNYかけたり。爆音ドロップもかかって、周囲のみんなでサークル!この唄でこんな風に盛り上げれるなんて…!と、相当嬉しかったな。淳さんのセンスもいいなー。今日は淳さんのDJがいちばんみたくて来たので、大満足でした。かつげたしー(笑)。その後「さっきは酔った勢いでダイブしちゃって、ごめんね。後ろの子とか顔蹴っちゃったけど大丈夫?」って心配してて、優しいんだーなと思った。酔っぱらいなのに(笑)。その後に続いた淳さんの言葉に大爆笑。「何かあれば、BAD MUSIC宛てに手紙を書いて下さい。返事を書きますから」…!!!!

BumpsのライブMC中にさわおさんがYOKOちゃんにリクエストしてたJETの‘Are you gonna be my girl'は再びかかったし、洋楽に詳しくない私でも分かるようなメジャーな曲(GREEN DAYとかABBAとか)も多かったし、上記した以外の邦楽も多くて、「盛り上がれなかったら友人と朝までぶっちゃけトーク大会だー!」と宣言してたのに、中盤にはあの狭いハコで友人から「どこに居る?大丈夫?」メールをいただくほど、オーディエンスらと盛り上がって踊り続けてました。‘I'm in the Mood for Dancing'がわかったのはFBYのおかげだな。

すぐ近くのステージで大好きなアーティストがDJして踊る様子を見上げて喜んだり、さわおさん以外にもアーティストがフロアーで踊り狂ってたり(monokuroのベースの人にはびっくり!その時気付かなかった自分バカ!何度もモッシュしたりハイタッチしたりしてたのに)。AYUMIちゃんは小柄だったな。でもめちゃくちゃ踊ってたな。さわおさんもYOKOちゃんも並んでみたらちっちゃかった。さわおさんは多分身長私と変わらないくらいだろうなー。…こんなこと分かるなんて、すごい事態だよコレ。

さわおさんは終盤でステージから手招き→ダイブを繰り返し、女子が多かったからそのたびに雪崩が発生。しっかり受けないと危ないねー。でも跳び続けるほうもスゲー。お互いにケガ人が出なかったのかしら…。でもあの手招きに吸い寄せられる…(笑)。最後の方は雪崩が起きたら駆け寄ってみんなを起こす係になってました、それまでは近づかないの。だって痛いんだもん。

最後にステージ上からオーディエンスと握手するさわおさん。指だし長Tだった(理由:ロッキンリストバンド隠してたから)けどしっかりしてきました。淳さんもしてくれた。わーい。OASISのWHATEVERを追い出しソングでかけて「お前ら早く帰れ!」という淳さんの声に促され(笑)、ほぼ始発の中央線で帰宅。楽しかった!こんなふうにデリシャスのイベント開催と自分の予定が合って、参加できるのはもう二度とないだろうから、いい思い出になりました。チケット2000円でちょう安いし。
また来たいと思う反面、クレイジーダンサーさわおさんにちょっとヒく(笑)。孤高のロックスターがリアルにオーディエンスの中で踊り狂っているのを間近でみちゃったからかなー。ヒーローは手の届かないところに居るのが私にとってはちょうど良いらしい、ってことが分かった、2008年の年の瀬でした☆