DANCE TO THE SPACE GROOVE TOUR@甲府KAZOO HALL(11/16)
トライセラトップスがavexに移籍し、初のフルアルバム「MADE IN LOVE」をリリースして全国ツアーに回っている。私自身は周囲の友人のおかげで10年くらい前から彼らの音楽を聴き始め、4年くらい前からライブに行っているのだが、今回のツアーは残念なことに長野スルー(ToT)。そんなわけで隣県の山梨県・甲府KAZOO HALLまで行ってきた。こう振り返れば意外と長いことトライセラの音楽を知ってるんだなーと改めて思った。でも詳しくはないので簡単に感想のみです。
セットリスト含みますので畳みます。ネタバレ注意。
甲府KAZOO HALLは初めて行ったので行程記録。現地で友人ら(with車)と合流することになっていたので、行きのみ電車。ライヴハウスの最寄駅は国母駅、身延線。甲府駅から5駅、約20分。身延線はローカル度が高い路線と初めて乗って思う(無人駅多い)。電車自体のドアも押しボタンで開閉する仕組みの寒冷地仕様。親近感を感じる(長野の篠ノ井線とか大糸線は全てこの方式。冬場の各駅停車で停車のたびにずーっとドア開いてたらマイナスの冷気が吹きこんできて大変なので)。
国母駅を降りて、徒歩。ここからがちょっとアレで、徒歩30分・約2kmをてくてく歩く。駅前にはタクシーも(その時は)居たが、普段は居ないんだろうなーって感じの小さな無人駅に近いような駅っぽかったです、国母駅。ライヴハウスの公式HPのアナウンス通りの道筋で歩く。
JR身延線、国母駅から1.9キロ徒歩25分。国母駅を出て右に線路沿いを道づたいにT字路につきあたるまで進みます (ケーヨーデイツーが見えたら丁度半分位です)。T字路につきあたったら右に進み、踏み切りを越えて道なりにまっすぐT字路につきあたるまで進みます(T字路にはシマムラがあります)。T字路につきあたったら左に進み、立体をくぐり右側(セブンイレブンが見えたらもう少し)。
↑甲府KAZOO HALL公式HP(リンクこちら→☆)より引用
この行程もすっごくローカルで(笑)、非常に住宅街な道を不安になるくらいまっすぐ行く「線路沿い」の道でした。夜は慣れない女子の独り歩きはちょっと危なそうな感じアリ。ま、私は全く気にしないタチなので平気でしたが…。シマムラが無事に見えてきた時は安心したー。セブン横を通り過ぎ、国道20号の高架をくぐると踏切がある。その手前右側にKAZOO HALL発見。ホッ。
コインロッカーは入口に大きめなのが20個くらいあったが、この日は使えないように閉鎖されていて、1回500円で袋に入れる方式のクロークが外にあり。国母駅はコインロッカー無かったので、コレを利用した。キャパは250、ステージは低めで少し見にくいが、今回は女子オーディエンス率の高いライブだったので問題ナシ。
友人らとも無事合流、ライブ開始。今回は音源を聴かずに参加、だったんだけど、和田唱の甘い唄声と少年のような眼で「どーた俺ギター上手いだろ!!」って言っているかのようなギターサウンド(実際G&Vo.としてかなりハイテクなひとらしい、友人談)、そしてあの爆裂トーク(笑)。期待通り楽しいライブでした。GOING TO THE MOONとRaspberry、あとベルとJewelを演ったのが嬉しかったー。
- MCの一部など。思い出したら追記します。
- 和「今日はほうとうを腹にぶち込んでここに来ました!」
- 「あの味噌汁にご飯を入れるのが凄い好き」
- 林「俺も好きだけど、子どもの頃にそれをすると'社長になれない'ってお母さんに言われた(爆笑)」
- 「でもうちの社長さっきやってたけど(笑)」
- フォトグラフの最初で歌詞飛ばしあり、やり直し。
- マイクに口を打つと痛い話もしていた。
- 和「最近の歌手は口をこうやって(ポーズ付きで説明)盛り上がる時にマイクから離すひといるでしょ?アレだめだね。浜○あゆとか(笑)。おんなじエイベックスになったから言っとくわ(笑)」
- 「ここ小さいからマイクなしでも聞えるでしょ?」とマイクなしでMCを少し。
- 林もベースをアンプから外して弾いたり。その少しのリフで「…ラズベリーだ」と呟いた私の隣のオーディエンス。すげぇ。
- 最近38歳になったヨシフミさん、「(しゃがれ声で)はちじゅうさんさいになりました〜」。何でも新潟でライブ後にケーキをサプライズでもらったんだけど、ローソクが数字の形をしたやつで、裏から見たら83歳(笑)。で、上のネタが出来たらしい。
- 久しぶりに林のベース見たが、指弾き多数。こんなにこのひとのベースってファンクだったんだ、と今頃気付く。
ライブはたっぷりW.E.まであり、2時間くらいで終了。前にトライセラのライブ見てた頃よりもたくさんライブに行くようになったこともあってか、ロックバンドとしてTRICERATOPSを観れるようになって、より一層楽しめた気がする。今回のツアーはここだけだけど、またFesとかも含め観続けたいバンドのひとつ。年末の幕張では「僕らの一歩」が聴きたいなー。ACIDMAN、monobright、Northern19とのカブりか〜、どうしようかな…(悩)
最後に。前から感じていてこれは勿論トライセラだけに限らずなんだけれど、いっときは武道館公演とかするほど大人気でライブもホール・ツアーで(90年代後半〜00年初頭)、それから時が経ち、世の中の一般的な「大人気」は無くなったが、一部のファンの心をぎゅっと掴んで離さない魅力を持ち続けるバンドは、きっとミュージシャン側としても見続けるオーディエンス側からしても、非常に幸せなことだなーと改めて感じる。ホールから小さなライヴハウスに帰ってきてライヴを演り、一定のペースでリリースも続けていく。ライブではこんな地方の小さなハコでも待っているファンがいて、10年以上前のデビュー曲でも沸騰するかのような空間を創り出せる。すごい出来事なんだと、'Raspberry'を聴きながらぼんやり思った夜でした。
- SPACE GROOVE I
- FUTURE FOLDER
- PYRAMID CRASH
- GROOVE WALK
- Going To The Moon
- シラフの月
- PHOTOGRAPH
- LOONY'S ANTHEM
- ベル
- Guatemala
- FOREVER
- Fly Away
- MILK & SUGAR
- COMIC HEROES
- シリンダーの中の夢
- Raspberry
- SPACE GROOVE II
- MADE IN LOVE
EN.
- キメゼリフ
- FEVER
- Jewel
W.E.