PIED PIPER Tour@長野CLUB JUNK BOX (8/29)

december-122008-08-29


前回のWake up!ツアー時は6月、その前のMY FOOTツアー時は3月のライブだったピロウズツアー@長野。今年は8月。暑い時期に暑いと名高い長野CLUB JUNK BOXへようこそ。新幹線で日帰り遠征って方もおられたようで。私も今回は行きのみ電車でした。県内の移動で電車なんて何年振りだろう…しかも鈍行。姨捨スイッチバックとか懐かしすぎました。
そして友人の皆さん5名と今回は参加。何度も見ている友人、初めてに近い友人etc。ひとりでいくライブも気軽で好きだけど、みんなで行くライブも楽しい。

さてライブレポ(のようなもの)。以下セットリスト含みます。注意。


今回往路を電車で行ったのは、整理番号がまずまず良い(50番より前)・平日・長野(=田舎で地元BUSTERSは少ないだろう)ってことで「目指せ真鍋さん最前!」という目論みの元。しかしOPEN時間を30分勘違いしていて(18時OPENかと思ったら18時半OPENだった)、こりゃ遠征組も会社帰り組も間に合うではないかと後に気付く。ど〜ん。結局電車前のり組のTムと長野市内をしばし散策・買い物などをし、結局会場着はOPEN10分前。仕事終了後車で駆けつけた後発組4名も間に合った(これは頑張り過ぎ(笑)。JUNK BOXで整列場所に使われるホールで順番を待つ、もちろんすぐに入場。前方に前回アラバキつながりのNちゃん発見!お久しぶり〜5月のPOLY以来だね〜と、動きながら喋る。入場するとやはり最前は埋まっていて、迷った挙句Peeちゃんとさわおさんの間の2〜4列目を出たり下がったりしながら観てました。
開演前のBGMは女性ボーカルの曲。最初はnoodlesの新譜かと思ったが、よく聴くと明らかに演奏が、声が、イントネーションが違う。→やはり違いましたw BGM聴きながら、軽くストレッチしながら(笑)待つ。日常から解離し非日常の世界へ、心が駆けていくのが分かる。この時間結構好き。

開演15分前くらいだっただろうか、スタッフさん「後ろ詰まってきたんで前に出てくださーい!」さっそくプレス。すでに手は前方の方々の肩の上(笑)。んでそのさらに10分後くらいに「すみません、後ろ詰まっちゃってるんでもう少し前に出てくださーい!」今度はそれなりにぎゅうぎゅうに。すでに発汗;その直後に申し訳なさそうにスタッフさんが「あ、そんなに押さないで大丈夫です〜」そんなに危機迫るプレスじゃなかったんだけどな〜、危険な香りが漂ってたのかしら。ってか今回のライブは確かSOLD OUTしてなかったハズなのに、当日券で入場者が多かったのか? あ、そういえばmixiのコミュで「チケット500番代」ってカキコをみたので、詰め込み承知で販売してたんだろうな(長野CLUB JUNK BOXの公式キャパは400人)

そんなこんなで19時やや押してライブ開始。始まってまず感じたこと…今回は開演当初から冷房が効いていた!(この感激を説明するには去年のツアーの思い出話が欠かせない…コチラ→Wake up! Tour @Nagano JUNK BOX - Beehive)涼しい風がフロントエリアに。前回は途中まで下手の上方に設置してある扇風機1個がまわっているだけの過酷な環境だったので、これはよかった。押しはそれなりだったけど(特にさわおさん前・あすこはどの会場でもスゴイ)おかげで快適なライブでした。

  • 1曲は「1.2.3.4.5.6.7.8!」で入るNo Surrender、ライヴver.。前回のO-EASTで聴き逃したので聴けてよかった。あのカウントは自分の為なんだろうな(笑)
  • 続くMr.Droopy、Voice。C/Wとコンピ盤からの曲。このツアーが終わったら聴けなくなる曲のひとつだろうと、くしゃくしゃになりつつ聴く。
  • MC開始前「君たちのブサイクな顔が見えるように(客電)照らして下さい…うわ〜、ブサイクばっかだなw」
  • MC「最近はめでたく移動は新幹線ですることが多いが(笑)、今回は真鍋くんと機材車で長野まで移動してきた。途中で食事を摂ったんだが、1500円のネギトロそば定食(だったかな?)を食べた。ふと思うと、前は「移動中の食事は1000円まで!」ってマネージャーに言われてたんだ!(と、真鍋さんに同意を求める)」赤裸々ですな。しかし新幹線移動のほうが確実に楽だし早いのに敢えて車移動するあたり、さすが変わり者のさわおさん(注:褒めてます)。でもドライブって楽しいしワカル。
  • 「審査員は自分自身の他に何も要らない」・・・決意を叫ぶNew Animal。この唄最近のシングルの中で一番好き。イントロのギュインギュインなギターとか。
  • Tokyo bambiのC/WであるAcross The Metroplis。新しい世界だけれど何も変わらないと唄うこの曲、アルバムに収録されたときは謎だったものがライヴで何度か聴くにつれて解けてきた気がする。コーラスは珍しく淳さんのみ、真鍋さんはナシ。今度は淳さん前にいってこの曲聴きたいな。ギターの手元をものすごく気にして演奏するさわおさん(笑)、ライヴでは大変だって各所で言ってただけある。
  • Go!Go!Jupiterは去年の浜松で作成された曲。ライブ中断になってもおかしくなかった去年の神戸、その直後の浜松。その時の出来事は忘れられないsentenceのひとつ。ま、自分で体験したわけでなくひとさまのBlogで読んだり聞いたりしただけなんだけど…でも涙が出る出来事。
  • そういえばバンビのC/W、アニマルのC/Wはここんとこのライブで何度か披露されてるが、レディバのC/W「Ahd Hello!」はあんまり演られないですね。暗めだからか!?私は去年のZepp Tokyo以来聴いてない。聴きたいな。
  • 「Walkin' On The Spiral」!15周年のドキュメンタリーDVD思い出す。Good Dreamsの中でも好きな曲のひとつ。嬉。
  • 続く「Back seat dog」はHAPPY BIVOUAC収録、音源ではコーラス部分をYOKOちゃん(noodles)が担当している。今回はオーディエンスにより唄う。最後の英語は何て言ってるんか、調べようと思って調べ損なって今に至る。今回のツアー中に解決しようかな。
  • 「Tokyo Zombie」前で髪を耳にかけて前髪をセンターに寄せて変なヘアーにするさわおさん。エー。“The Knock Came At Dead Of Night”の部分はしんちゃんが唄ってたかな?(失念)
  • メンバーの服装を書いとこう。さわおさん:ポイズンT、P:ワンライフT、淳:林檎T、シン:PPPツアーT。さわおさんの手には時計なし、時計型orリストバンド型の日焼け跡。夏フェスたくさん出演されてたもんな。Peeちゃんはいつものレザーリストバンド。前回ツアーのポロシャツ+ネクタイよりTシャツのほうが良い。
  • メンバー紹介でのコメント。淳「僕とシンちゃんは新幹線で移動してきて歩いてここまで来たんだけど、迷っちゃって20分くらいかかった(注:長野駅長野CLUB JUNK BOXはスキップでも10分位で着きます)。南アルプスまで行くんじゃないかと思った」南アルプスは長野‐山梨の県境にある山脈。どんだけ戻る勢いですか(笑)。ちなみに長野市から見える山脈は北アルプスです。
  • P「今日はいつもと大きく違うことがあります…16歳で開けたピアスを、今日は忘れてきてしまってしていません!ピアスをしないで演るライブは初めてです」レア!ピアスなしPeeちゃん。気づいてた?とさわおさんに聞くPeeちゃん、大きく首を振るさわおさん。さ「俺そういうの気がつかないんだよ…いつもとピアスが違うとか髪型が違うとか!! で、嫌われるんだよ〜」。そういう男子は珍しくないので大丈夫ですよ〜(笑)
  • その後もピアスについてのやりとりは続く。P「黒髪に黒いピアスで全然目立たないから、新しいの買おうと思って門前プラザで探したけど無かったです、今度長野でいいピアス屋教えて下さい」さ「いつものやつ忘れたの?」P「いいえ〜」さ「僕の興味が真鍋くんにないことが分かった」「Peeちゃんはピアス俺の部屋に昨日忘れてったんじゃないか」と、いつものPeeちゃん溺愛発言。さわおさん…。
  • その後シンちゃん「真鍋くんはピアスを忘れたということですが、奇遇なことに僕も今日は乳首ピアスを忘れました!」 ステージ上手陰に隠れて大爆笑するPeeちゃんw
  • ICE PICK!
  • 「その未来は今」の歌詞を飛ばすさわおさん、うあぁぁ〜って顔しながらも演奏続行。終了後「さっきどこだっけ…?」とオーディエンスに飛ばした場所を問う。オ「1秒先の自分に〜」さ「いや、そこ唄った…知ってるぞ…う〜ん」しばしわいわいしつつどこを飛ばしたか考えるさわおさん。いっこ引っかかったら前に進めないタイプですか?(笑) で、飛ばしたのはその前のフレーズ(もうどれくらい経った〜)だったんだけど、それが発覚して「ああぁ、その唄知ってるわ!」とさわおさん。ええご自分で創った唄ですから;
  • 後ろ向いて悔しそうにするさわおさん、ポロンポロンギターを弾いてスローな「その未来は今」を演奏し始める。即興で付くギター&リズム隊、ボサノヴァver.の「その未来は今」。貴重なモノを見させてもらいましたw
  • 終了後開口一番「コレいいな!楽だわ!」と発したのはシンちゃん(笑)。メンバー&オーディエンス爆笑。さ「ボサノヴァのバンドが楽だからそうしているってわけじゃないんだろうが」と。
  • 7月のO-EASTでも聴けたパトリシア。今日も聴けました。
  • ここからラストまで駆け抜けるようなキラーチューンセットリスト。私の左側(さわおさん前センター)のプレスがスゴいことに。
  • Purple Apple の手拍子はギターを聴いていると間違えませんね。休符が変拍子なのでちょっと難易度高い。そして口笛部分はやはりバスターくんで弾いてました。100%くらいの大きさ。
  • That's A Wonderful World。HERMIT岩田さんとの思い出を書いたこの唄。2人にしか分からないキーワード(裁判所通り、屋上で見た流星群、他にもアーティスト名とか、知らない味のガム=Chewing gum weekendとか)が散りばめられていて懐古的なものになっているのはあちこちでさわおさんが言っているしそういう意味でもいい曲だと思うんだが、自分を「サリエリ」と表現するさわおさんの世界観に、心がぐっとなる。サリエリモーツァルトの才能を妬んで作品を盗んだ、そういう人物。
  • Runners Highで終了。手拍子曲多いが、ランハイは別格。
  • 本編終了、アンコール。「もうすぐ結成して19年目になるが、今まで学校の先生が言うことや周りの言うこと、1ミリも聞かずにここまで来て良かった!」このMC後に演ったのは”FOOL ON THE PLANET"。フールをライヴで聴ける日が来た。「誰もが忘れても僕は忘れたりしない」「世界が笑っても自分を疑わない」「時代が望んでも流されて唄ったりしない」「My song is your song」。歌詞のひとつひとつに、メロディのいっこいっこを目に焼き付ける。涙が出る。こういう内容を言い切る勇気、それを肯定するメンバー。the pillowsというバンドに出会えて、ほんとうに良かったと思った瞬間。大サビの2回目はオーディエンスに振られてみんなで大合唱。演奏後「フールが決まると気持ちいい!」と叫ぶさわおさん。いいライヴだ。
  • シナーズ終了し、ひとりステージに残るさわおさん。フールで胸がいっぱいになってしまい真白になったワタクシ、内容を失念…(悲) たぶん「またライヴに来るから」的なことを言っていた気がする。
  • 追い出し曲はポイズンロックンロール。
  • Wアンコ呼ぶと登場。最初は自分だけビールを持って飲みながら登場したが、その後一旦ハケて、他のメンバー分のビールを持って再登場。みんなに配布するさわおさん(笑)。ビールを呑んだ後に唄う→去年の12月の渋谷AXのアレ(笑)を思い出してほくそ笑んでしまう。プププ。
  • 「39歳、結婚できない男山中さわお」発言はこの辺だった気がする
  • 「40歳を超えたおっさんバンドはWアンコールがキツい!」「さっきの〆のMCで決まったのにグズグズでなに喋っていいか分からん!」とゴネる(笑)。
  • Wアンコールは"I love you,funny bunny hey!"で開始するおなじみFUNNY BUNNY。この曲をカバーアルバムで唄っていたELLEGARDENのこととか、この曲を知った頃のこと思いながら聴く。サビはオーディエンスに振るさわおさん。初めてみたかも、ピロウズでそういうカンジのが多いライブ。フロントエリアにいたからわかんなかったけど、合唱しているオーディエンスをみるのはいい風景だろうな。

みっちり2時間強のライブ終了。今回のJUNKは空調もよく変な客のツッコミ会話もなく、いい雰囲気のライブで楽しかった〜。前の方で最後まで頑張れたしね。で、終演後。三浦さんの売る物販でバスターくん購入し(ヌイグルミはハウスダスト対策のため購入しませんよ〜)、同行者のみなさんとわいわい話したり、旧交を温める風景をほっこりした気分で見つめたり。

気が付けば22時近くなっていたので、エスカレーターで地上へ降りる。裏の駐車場へみんなでとことこ歩いていくと、裏の入口に駐車しているバン、そわそわしている女子2名…こ、これは噂に聞く「出待ち」ってやつですか!?(笑)。ジャニ系とかV系ではよくきくが、ロックバンドでもアリなのね!?と思いながら、私含め同行者6人はスルー(笑)。しかしふと見てしまう(笑)と、キャップを深く被った淳さん、夜なのにサングラスのさわおさんが車に乗り込んでいく。「ライブ最高でした、お疲れ様でした!」と遠くから叫んでおきました。で、自分らの車に戻ったんだけど、ちょうどバンド車がうちらの前を通過して出ていくルートで、じゃってことでみんなで整列(笑)してお見送り。するとぽっと点いた車内灯の下で、さわおさんがこっちを両手で指差して(ライヴ登場時によくするあのポーズ)アンサーしている!!いいおっさんじゃないかw (そしてそれに狂喜乱舞してしまったいつも冷静沈着な友人T(笑)が「ギャー!さわおさん結婚して〜〜!!」と叫んで車に走って向かっていったのは大爆笑でした。こんな→\(^○^)/ポーズでダッシュしてたし、友人T。で、1週間後の名古屋でそれがちょっとしたネタにされた時はひとりほくそ笑んでおりました、ライブ中に。)

またみんなでピロウズ見ようね!

the pillows PIED PIPER Tour@長野CLUB JUNK BOX Set List

  1. No Surrender
  2. Mr.Droopy
  3. Voice
  4. Pied Piper
  5. Wake up! dodo
  6. New Animal
  7. Across The Metropolis
  8. Tokyo bambi
  9. Go! Go! Jupiter
  10. Walkin' On The Spiral
  11. Back seat dog
  12. Tokyo Zombie(The Knock Came At Dead Of Night)
  13. Last Holiday
  14. ICE PICK
  15. その未来は今
  16. その未来は今 〜ボサノヴァVer.〜
  17. Ladybird Girl
  18. パトリシア
  19. Purple Apple
  20. That's A Wonderful World(Song For Hermit)
  21. Finger post of magic
  22. WINNING COME BACK !
  23. Poison Rock'n'roll
  24. RUNNERS HIGH

EN.

  1. Fool on the planet
  2. ROCK'N'ROLL SINNERS

WE.

  1. Funny Bunny