ARABAKI ROCK FEST.08 2日目(4/27)

december-122008-05-07


2日目の旅記録。


朝7時起床。一発目のカラーボトルに間に合いたい同行者の一部をペンションから見送り、優雅に朝食。焼き立てパン旨ヽ(^▽^)ノ〜!!そして自分らもゆっくりしすぎてはおれんと出発。途中でこけし撮影。ペンション周囲はまだソメイヨシノらしき桜が残ってました。さすが蔵王裾野。順調にP3へ到着、シャトルバスにて会場へ向かう。今日はうっすら雲もみえるが晴天、地面はややWetだが水溜まりができるほどでもなく、よいコンディション。ってか昨夜のキャンパーの皆さん寒かっただろうな〜、春フェスのキャンプは体力が相当に必要だな〜と改めて思う。到着後前日とほぼ同じ場所にベース設営。Goods売り場にてエルレタオル・リストバンド購入。今日の一番目的だしね。
そういえば昨日場内でピンクのストレイテナーT(フロントに後光がさした何か、バックに“LOVE&Peace&ARABAKI&STRAIGHTENER”のプリント)着てたひとを何人か見かけたが、どうやらARABAKI限定Tだった模様(おいらがそれに気が付き売り場に来た時はすでに売り切れてた)。ちょっと残念〜。

GO!GO!7188(荒吐)
本日自分的一発目はGO!GO!。かわいい声とヘヴィなサウンド。フロントエリアは大モッシュ&ダイヴ。今回のARABAKI、ダイバーもモッシュ(というか体当たり)も多い。楽しいんだけど、少しでも前で曲を聴きたいおいらみたいなひとは居ないのか?と少しギモンに思ったりする。話を戻して、GO!GO!は近々カバーアルバム第2弾がリリースされるとの由、その対バンツアーに参加するスペシャルゲストを今日呼んでます!とフリ。ミドリ登場し「アタックNo.1」披露。後藤まりこ嬢、ブっ飛んでるイメージがものすごく強いけど、普通に声はクリアーで可愛い。ちゃんと音源聞いてみようかな。

THE BACK HORN(陸奥)
チラ見。バクホンは毎回のフェスで観て好きになりたいバンドなんだけど、ライヴをみてもナゼか興味をそそられず現在に至る(好きな方ゴメンナサイ)。ナゼだろうか…?ベスト盤最近リリースされたし、ちゃんと聞きこんでみよう。

GANGA ZUMBA(津軽)
本日の自分的スタート。バクホンを途中で出て津軽へ。ひといっぱい。それでも何とか釜房湖側の柵に腰かけて待機。ほぼ定刻にメンバー登場。宮沢さん三線をギター風に持っている〜〜。BOOMの頃から好きで音源も持っているけど、ライヴは初見。張りのある主張の強い、だけど柔らかい唄声。そしてサンバ的要素満載のステージ。踊る踊る!初見だからな〜と途中まで湖畔ギリギリのとこに居たんだが、和史さんの「それでは、古い古い曲ですが…知っている方は一緒に唄ってください」といって聴き覚えのあるイントロがはじまる。…この曲は!と、フロントエリアにダッシュ!!「天国じゃなくても楽園じゃなくてもあなたに逢えた幸せ感じて 風になりたい」。GANGA ZUMBAでのバージョンも良いね。あとはひたすら踊る。ホントにブラジルまでついていきそうです。顔覚えられたしね。ってか、和史さんがAXの入口で待ってるんなら、GANGA ZUMBA@AX、行きたかった〜(違)

曽我部恵一BAND(津軽)
途中より。CDJではスルーして佐野さんにいったので、初見。CDJ前から薦められてはいて楽しみにしていたアクトのひとつ。うむ、熱いな〜。最近リリースされた新譜、まだ聞いていないことを悔いる。曽我部さんもレンタルでもいいから聴いて〜って言ってたし、行こうかなTSUTAYA(笑)。サニーデイとは一味違う青春狂走曲とか、よかったな〜。曽我部さんが「ホラ空が晴れてきただろ!?」と空を指差し言ったときのキラキラした表情、焼き付きました。ハマりそう。

曽我部恵一BANDARABAKI ROCK FEST.08 Set List
1.恋人たちのロック /2.トーキョーストーリー /3.ジュークボックスブルース/4.ハルコROCK /5.TELEPHONE LOVE /6.キラキラ!/7.青春狂走曲 /8.STARS

髭(HiGE) (荒吐)
去年と同様荒吐に登場の髭ちゃん。去年はチャリで登場したが、今年は普通に登場(笑)。休憩も兼ね、ベース付近でまったり。ノーMCで30分くらいで終了。珍しいのかな?

・KAN(津軽)
KANちゃん〜。ピアノの弾き語り、癒されました。「歓声を上げるとか拳を上げるなんてことはない僕の弾き語りライヴです」「あ、虫が…ミからファへ行きました・・・」「そろそろすっかり体も冷えたかと思いますが」など、ほのぼのしたMC多数。うわ〜、予想通り大変に良い!90年代前半に世の中を沸騰させた超メジャー曲“愛は勝つ”、演ってほしいというオーディエンスの声も終演後、ぽつぽつ聞かれた。でもおいらはむしろ、演らなくてよかったと思うな。ほのかに晴れた津軽ステージの空に、ピアノの音とKANちゃんの声がまさしく溶ける。あの雰囲気に愛は勝つは似合わないと思うから(曲がメジャーすぎてイメージが独り歩きしているという勝手な印象もあるので)。それよりも、何の変哲もないLOVE SONGとかまゆみとか、ホントに良かった! これでけやき通りが色づく頃とか1989とか言えずのI LOVE YOUとか演ったら、たぶん再起不能なくらい号泣したでしょう(特に1989)。ARABAKIでなければ観れないアクトとして、来年も出演を激しく希望!ロッキンにはKANちゃんは似合わないでしょ。

KAN@ARABAKI ROCK FEST.08 Set List
1.カレーライス /2.何の変哲もないLOVE SONG /3.牛乳のんでギュー /4.まゆみ /5.世界でいちばん好きな人 /6.50年後も

ACIDMANFLYING KIDS観たかったけど、ここでいったんベースに戻り休憩。Sちゃん&O&Tムー休憩中。DOES聴きながら食事。利休の牛タン&タンカレー、激旨。黒霧島(お湯割り)も旨。今回のFes、口にしたものを記憶しているのはココで食べた牛タンと、直前の玉こんにゃく(美味!)こんにゃく焼きそば(イマイチ…;)、いつか不明だが笹カマ(仙台味噌のせ・旨)。あとは覚えてないがちょこちょこ食べてたと思う。飲み物はビールと焼酎をひたすら。ビールは寒くてあんまり飲まなかったな〜。焼酎お湯割りがこんなに旨いと思う野外は初めてでしょう。2日目夕方以降は、夜中の運転を考慮しひたすらお茶&水。
ベースでまったりしていると、入場規制でthe telephonesに入れなかったG氏帰ってくる。ちょっと聴きたかったのに規制とは、残念。(そして今回新設の花笠ステージには1回も足を踏み入れず終了しました…。)

ELLEGARDEN(陸奥)
開始30分前に到着したのに、ものすごいひとがきゅうぎゅう。フロントエリアに侵入する経路ですでにスタッフさんが人の流れを調整しながら客入れしている。規制寸前の模様。早く来てよかった〜。安全地帯で観るという同行者と別れ、でもフロントエリアはダイバーが怖いので、PAから数えて2番目の柵寸前まで入る。ステージには高橋さんがサウンドチェックで早くから居て、そのうちに生形さん、高田さん登場。そしてひときわ大きな歓声が沸き、細美くんが登場したことに気づく。去年はこのサウンドチェック時にWeezerか何かの曲やったが、今年は純粋にチェックのみ。いったん袖にハケると思っていたのに、細美くん「じゃ、ジングルお願いします〜」とPAに指示、10分程度早くライヴ開始。

ELLEGARDENARABAKI ROCK FEST.08 Set List

  1. BBQ Riot Song
  2. モンスター
  3. Fire Cracker
  4. Space Sonic
  5. Salamander
  6. Mr.Feather
  7. Supernova
  8. ジターバグ
  9. Red Hot
  10. Make a Wish
  • PA前だしプレスやモッシュはあってもダイブはさすがにココではないだろう、耐えられるだろうとのおいらの読みは見事に外れ、高身長男子の超絶プレス&モンスター時からのダイバー続出(涙)。潰れ→メガネ落→倒れる→助けられる(起こして下さった方、ありがとうございました!)。10秒で後ろに下がりました(=_=;) 教訓を得たぞ。
  • 今日は全員が楽しいライブにしよう、と細美くん。声が全く出ていない。周囲の合唱で掻き消されたのもあるだろうが、本当に信じられないくらい声が出ていない。
  • 4月中旬の細美日記(アクシデント有りアルバム作成が頓挫している)を思い出し、不安に駆られる。そんな気持ちを忘れて一生懸命ライヴに集中する。サウンドはやっぱりエルレ。かっこいいな〜。
  • ジターバグ辺りからようやくボーカルがそれなりに聞こえるように。PAでそういう調節してたのか、細美くんの不調なのかは不明。懸命に顔を拭いながら唄ってたけど、汗なのか泣いていたのか。
  • 「テントの中にいる奴らも後ろで寝転がって観てるやつも、でっかい声で一緒に唄ってくれ!!歌詞なんて分からなくても、ニャーでもなんでもいいからよ!」で、Make a Wish. CDJ@幕張時の発言と違う側面からの声。
  • 相当下がって観てたが、Make a Wishで形成されたデカい輪にはじかれそうになり焦る。モッシュ(というか体当たり)&ダイブ、楽しそうなオーディエンス。細美くんの言葉通り、オーディエンスは楽しんでいるよう。
  • おいら自身は最初の予見外れとか声が聴こえなかったこともあり、何だが心から楽しめた感は残念ながら得られず。エルレのライヴ、去年はものすごく後ろで観たこともあったのかすごく楽しかったイメージが強いのにな(あとはワンマンとか全然チケットとれないからDVDで観たりとかでも同様に思った)。引っかかる。
  • そしてこの違和感の原因は数日後の5/2、あの発表で合点するという結末を迎えた。

エレファントカシマシ(陸奥)
エルレショックを引きずりつつ、いったんベースに戻る。オリジナル・ラヴ観たかったが断念。再度陸奥エレカシへ。途中より聴く。宮本先生の力強い歌声、良いね〜。かげりゆく部屋とか演った!去年は津軽(だったかな?)で観たエレカシ、今年はずいぶん晴れやかで印象が違う。同行者のひとりが「40を超えたバンドマンには何かが起こる!」発言が再度、腑に落ちる。

エレファントカシマシARABAKI ROCK FEST.08 Set List
1.今はここが真ん中さ!/2.悲しみの果て/3.笑顔の未来へ/4.今宵の月のように/5.かげりゆく部屋/6.FRYER/7.ガストロンジャー/8.桜の花、舞い上がる道を/9.俺たちの明日

エレカシウルフルズ吉井和哉・ピーズ・怒髪天ピロウズなどなど。(メタボでない)中年、素敵だ〜。

エレカシ終了後、同行者8人中5名が帰路に着く(明日朝より仕事のため)。お疲れっした〜(^▽^)気をつけて600km移動するんだよ〜(^O^)/~~~と、見送る。残留組(姐さん、Tむー、おいら)は再度、それぞれ観たいステージへ散る。最後近いしね〜と、TムーとともにBEGINへ向かう。思えばステージで同行者と並んで聴くのは2日間にして最初で最後となる瞬間でした(笑)。

・BEGIN(陸奥)
当初はヒートウェイブに行く予定だったが、癒しを求めてBEGINへ。正解。スタートの恋しくてで凄く癒される。みんなで踊るエイサー(コツ:高いところの窓を開けるポーズ)、楽しい!! そして思い出の「島人ぬ宝」が聴けて、ものすごく嬉しかった。

BEGIN@ARABAKI ROCK FEST.08 Set List
1.恋しくて/2.オジイ自慢のオリオンビール/3.島人ぬ宝/4.かりゆしの夜/5.涙そうそう

今回のARABAKIでは琉球サウンドに縁があったな〜。最後の涙そうそうに後ろ髪をひかれつつ(途中で行きつ戻りつしたよ)、ヒートウェイブ(津軽)へ向かうつもりが…。荒吐から聞こえるジングル、ジュンスカ始まろうとしている!!ってことで、ヒートウェイブ断念、ジュンスカへ猛ダッシュ!!

JUN SKY WALKER(S) (荒吐)
ジュンスカが大ヒットしていた頃の「START」くらいしか知識がなく、でもメンバー個人のプロデュース活動で名前はすごく知っていて(寺岡呼人さんとか)、そして地元でのライヴがソールドアウトしたと姐さんより聴き、そんなに楽しいのか〜!と楽しみにしていたアクトのひとつ。懐かしのサウンドの数々、終盤にステージを降り、フロントエリアを走りまわる宮田さん。おいらのあと10cm先にスターが居ましたよw

JUN SKY WALKER(S)ARABAKI ROCK FEST.08 Set List
1.全部このままで /2.歩いてゆこう /3.いつもここにいるよ /4.声がなくなるまで /5.STRAT /6.すてきな夜空 /7.マイ・ジェネレーション /EN.Let's Go ヒバリヒル

終了後3人で合流。巨匠を観るために陸奥へ向かう。

忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS(陸奥)
BEGINも、ジュンスカもMCで言っていた。「今日は清志郎さんが観られて本当に嬉しい」。巨匠、50代後半&病み上がりとは思えないパワフルなステージ。すごいの一言に尽きます。観ることができて本当に良かった。

忌野清志郎ARABAKI ROCK FEST.08 Set List
1.JUMP/2.ROCK ME BABY/3.毎日がブランニューディ/4.ダンスミュージックあいつ/5.NIGHT AND DAY/6.ディドリームビリーバー/7.涙のプリンセス/8.スローバラード/9.世界中の人に自慢したいよ/10.明日なき世界/11.上を向いて歩こう/12.キモちE/EN1.Baby何もかも /EN2.雨上がりの夜空に

以上で2日間の祭り終了。今年も間違いなく楽しかった!!23時近く、川崎町を出発し帰路へ着く。しかしパプニングは最後に待ち構えていた(笑)。地元より宮城県川崎町に向かう際は新潟経由が時間・金額・距離的にも最もベストなのだが、何とナビの設定間違い!(注:実家に設定)。おいらは終盤の運転に備えるべく、国見SAを出発後爆睡しておったのだが、覚醒して姐さんに現在地を問うと「東京だよ〜」。???。寝起きの頭で理解できず。何らかの罰ゲーム?とすら思ったよw 通常は郡山JCTで磐越に入るところを、ナビ設定間違いにて常磐に。そのまま南下、関東経由で帰宅しましたとさ♪でも結局のトコ、夜中だったのでノー渋滞、時間も新潟まわりとあまり変わりなし。ただ首都高経由のため金額が1000円位上乗せになってしまったりもしたが、アラバキ帰りのこ汚いカッコ(ノーメイク、ジャージ、汗臭い、ドロドロのスニーカー)で、新宿副都心とかをみるとは思わず、大爆笑でした(^○^) 

運転を3人で交代しつつ、おいらは最後の約150kmを運転したのみ。グズグズですみません(;_;)…。空がすっかり明るくなった6時台に地元着。お疲れさまでした!

※Set Listは一部を除き拾いモノです♪