LOSTMAN GO TO YESTERDAY@SHIBUYA-AX(12/7・追加公演)
過去日記を漁ったら、ちょうど去年の今頃は「LOSTMAN GO TO CITY」ツアーで名古屋に行ったりしていた。 その数ヶ月前にMr.Children目的で行ったZepp Nagoya。そこでピロウズに興味を持ち、次のワンマン・ツアーに行きたいと友人に頼んで行ったのが去年のダイアモンドホール。そのときの日記を見ると「初見ソングいっぱい、勉強します」と書いてあった。
孤独なんだけどそうじゃない、自分は自分なんだと己に言い聞かせるかのように唄う曲。 ちょっと積極的になりきれない心情を唄ったラブソング。 そしてオーディエンスを惹きつけるライブ。 ロックンロールなのに暗い(褒めてます)世界観に、興味を持った。それから音源やライブDVDを買い集め、どんどんハマっていった。 1年後の私がここにいることを、あのときのわたしは想像だにしていなかった。 こんな世界があったなんてどうしてもっとはやく知ろうとしなかったんだろう。
携帯持った、現金持った、チケット持った。 今日はTシャツは現地調達。 週末の都心の雑踏を、人ごみをかき分けて、急ぐ。
- 18:20頃、入場。 名古屋で山中さんに「オマエ今回すげぇいいな」と褒められていた NINE MILESの新譜に、今日はスピーカーに近い分没頭して聞き入ると、 時間はあっという間に過ぎていった。
- 19時過ぎ、暗転。 すぐ横にあったバーにもたれかかっていた体が反射的にステージに向かって走り出す。 メンバー登場までのわずかな時間、背の高いひとたちのなかで視界を確保すべくうねりに流される。
- いつものKelly's Duckが流れ始め…ない??
- 華やかなライトアップとともに流れてきたのは 「Happy Birthday(Stevie Wonder」。気がついたら、三角のパーティー帽子をかぶって真鍋さんが登場していた。 沸くオーディエンス。 続いて、シンちゃん、淳さん、山中さんも登場。
- ひとの渦に流されているうちに、たすきみたいなのをステージに投げつける山中さんが見えた。 (「本日の主役」っていうドンキとかに売ってるアレをつけて登場したらしい)
- そして唄い始める。 「♪あ〜、今日は あたらしい僕の誕生日なんだ〜」 ・・・アナモニ! ライブDVD「916」で何度も何度も聴いて、収録AL.「LITTELE BUSTERS」を買ったのが去年の冬。ライブでしっかり聴くのは初めてかも。
- 自分が嫌で嫌で、変わりたいのに変われなくて。いつもぐるぐるしている私。 「扉の向こうには約束なんてない でも行こう 生まれ変わる朝が来た」このフレーズが突き刺さったのを鮮明に覚えている。
- 今日はVo&Gの山中さわおさんの誕生日だからセレクトされたであろうこの曲。もうすでに満足感で満たされる、まだ1曲目なのに。モッシュに流されながら一生懸命聴き入る。1曲目ってとこが嬉しいけど、ちょっと切なくなる。
- 徐々にプレスが緩くなってくる。セットリストは進む。序盤は名古屋と同じセトリ、また聴けて嬉しいけどやっぱり同じセトリ、先を知っている分安心するような、少し残念なような。
- MC覚えているだけ。
- さ:久しぶりじゃないか!
- オ:おめでとう〜!(とか多数声がかかる)
- さ:お前らなんで三角のパーティー帽子かぶってないんだよ!(笑) …って、ライブで全員アレだったら、ステージ見づらっ!だよな!
- パフォーマンス付で説明するさわおさん。そうですね、しかもモッシュピットで刺さって痛そう(先が)
- (タオルに顔を埋めたのち) さ:今日もタオル、きれいなおねぇさんのニオイがする… きれいなおねぇさんもいつの間にか年下になっちまったなぁ。
- さ:今夜はいい夜になるだろ!よろしく!
んで、曲へ。 Wonderful Sightの歌詞の一部がCDでは潰してあるのを、前回名古屋のライブの後に読んだ他の方のライブレポで知り、CDの歌詞カードをあらためてしっかり見た。 「万能な・・・を 飲み込んで」 曲は音源で聴いてたけどそこまで聴き込んでなかったな〜!と。今日はしっかりライブで聴くことができた。 そしてセットリスト5曲目からの流れ。「サポートベース鈴木淳」ピックアップポイント(笑)。 Sleepy Head→ノンフィクション、 個人的にベースラインが好きな曲が続く。この時だけ淳さん前に行こうかと(無理)。
- ノンフィクション前のMC。
- さ「初日の名古屋で、最前列にいたコがしょっぱなから潰されていて。開始10秒でもう、泣いちゃってるんだ。俺もよっぽど「ちょっと辛そうなコがいるから後ろ、押すなよ」って言おうとしたが、そのコの両サイドはすんげー笑顔で。」
- 「長い間演ってきているが、あんな辛そうな顔はホント 初めて見た!で、最初のMCで「後ろに下がんな」っていったの。」
- 「でも本人は「大丈夫」って言っている。でも、そんな辛そうにもう、号泣しちゃっているひとを目の前にして「♪イェイェイイェイイェイ」なんてできないだろ!?」
- 「ホント、出産の時ってあんな顔だと思うんだ。俺見たことないけどたぶんそう(笑)。でも、最前にいるってことは、1時間前から頑張って待っているわけだ。」
- 「だから「迷惑だから下がれ!」って言った(笑) 。そのコが昔の鈴木淳のバンド'CHEWINGGUM WEEKEND ’の Tシャツ着てて。」
- 淳さんに振る。
- 淳「だ〜か〜ら〜、関係ないだろって! まぁでも一応謝っておきます、すみませんでした(笑) 」
名古屋の’子ども生みそうな顔していた’コ、またネタにされるし・・・(爆) ちょっとうらやましいけど(ヲイ)、かわいそうかも。でも、ちゃんと自分のファン(かな?)のことを 代わりに謝る淳さんにちょっといいひとさを感じる。演出!? (笑)
- MC終了後、ノンフィクション。今日はブレイクVer.、何しゃべるかな〜って聴いてると…
- (ノンフィクション中盤) ♪何にも怖くないぜ〜(じゃかじゃかじゃか〜) さ:今日はお誕生日なのでパーマあててきました! →♪映らないミラーを〜
- 短!(笑) そうか、何か今日のさわおは違うと思ったら、パーマしてたのね。 妙に頭がぼっさぼさだとは思っていたが、違った(汗) 「MY FOOT」のアー写の髪型くらいまでにしないかな〜。 なにげに最近はちょっとロンゲが好みなのでw
- HEART IS THERE。イントロで体を揺らすさわお。楽しそうだ〜。この曲も、このツアー終わったらまた滅多に演らなくなっちゃうのかな。曲もパフォーマンスも、もっとライブで観たい曲。 何もよりもPeeちゃん作の曲だし! Tシャツは見た目(色)のみで購入したから曲の存在を知らなかった(汗) ♪Have you ever seen 、many more is open.Many door is open.
- そして、スケルトンライアー。
- 「久しぶりの曲を」といって白夏→Beautiful Picture →Ninny。 拳を上げることを止めて、佇むように1曲1曲を聴く。
- このセトリの流れ、ライブではもう2度と聴けないんだろうか。 そう思う切なさと、楽曲の歌詞とメロディーと、メンバーの演奏に胸がいっぱいになる。
- ロックのライブなのに涙が出そうになる、 ピロウズはやっぱり特別だなと思う。
- さ「えー、ここからはピロウズ2期と呼んでいる、94年95年の曲たちをライブでは久しぶりに演っていきたいと思います。まずは、たしか94年の夏にリリースした曲を。 デイドリームワンダー! 」
- 「あの輝きに近づきたい」というフレーズが度々登場するこの唄。 当時の山中さわおにとっての「輝き」って、なんだったんだろうな〜なんて思いを巡らせながら、聴く。94年夏。わたしは中・高校生くらい。ひたすら部活動に勤しんでいたなぁ(遠い目)
- Peeちゃんの、最近のライブ時とは違う奏法・ピッキングを食い入るように見つめる。 コーラス時以外にも、唄を口ずさみながらギターを弾くPeeちゃん。 その表情は穏やかで、でも集中している。
- この前BS2のピロウズ特番のダイジェストが放映された「Wed.J-POP」で司会の亀田誠治(東京事変/Bass)が言っていた言葉 「ひとつのバンドを18年も続けるっていうことは、 仲良しということでは続けられない。メンバー同士がいかに互いをミュージシャンとして尊敬しあえるかどうか。きっとピロウズはそこが、運命の出会いだったんだ」という言葉がよぎる。
- メンバー紹介MC。
- さ:ベース鈴木淳!
- 淳:いやぁ39歳になられたということで、おめでとうございます。来年は前厄だからね(笑)
- さ:俺そーいうの気にしないもん。俺は俺教の教祖さまだから!
- 淳:いや、気にしたほうが...
- ピロウズのフロント2人は来年前厄ですw
- さ:ギター、真鍋くん!
- P:今日は誕生日っていうことだけど、メンバーの誕生日って今までバンドメンバーで祝ったことないよね…?
- メンバーみんな同意の頷き。
- P:例え誰かの誕生日で、一緒にスタジオに入っていたとしても、特に何もなくその日は終わっていく(笑)。昔ロンドンでレコーディングしてた時に結成記念日迎えたことあったけど、そのときですら3人ばらばらに過ごしてたしね。クールというか、そんな雰囲気のバンドなんです。
- さ:Wake up! TOURの時よりだいぶ下から目線の、シンちゃん!
- し:今日は「カネのちから」は見せられません(笑)。今日は山中くんの誕生日ってことですが、さっき彼が楽屋に入ってきたときも誰もそのことに触れなかったね(笑)
- クールですね(笑)。
で、ピロウズ3期の代表曲。 ワンライフ→スワンキーストリート→ストレンジカメレオン→その未来は今。ライブでの演奏が映えるロックな曲たち。拳上げたり、聴き入ったり。本編終了。アンコール。 淳さん前でグータッチするさわおさん。プレスがきて少し前に進出。メンバーはグッヅTに着替えている。 淳さん:ライドンT 、Peeちゃん:ナイトメアラグラン、 シンちゃん:発泡プリントBUSTERくんT 、さわおさん:誕生日なのにドクロT(笑)。主人公はやはりソレだね。 チューニングして…。あれ、シンちゃんがヘッドフォンしている。
- さ:せっかくだからこの曲を。 →(あのS.E.)
- Thank you,my twilight。39歳とサンキュー…ダジャレですか!トータス松本氏も数年前にも使ってたなこのネタ(笑)
- 去年のLOSTMAN GO TO CITY@名古屋CLUB DIAMOND HALLの1曲目で聴いて、次の日にアルバムをレンタルしに行ったのを憶えている。田舎ですからレンタル屋にピロウズがMY FOOT以降とFOOL ON THE PLANETしかなくて、SELLコーナーにもなくて(エ〜)、アマゾンで購入したっけな。
- アーティスト: the pillows
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2002/10/23
- メディア: CD
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- cherry→ハイブリットレインボウの流れは名古屋と同じ。 何度聞いても良い。
- さ:じゃぁ、最後に、みんなのいちばん聴きたい曲をやってやる!
- オ:やだ〜!最後なんていわないで〜!
- さ:ほんっっとに...もう39歳だぞ(文体にしたら語尾に☆とかハートが付きそうな言い方)
- 気持ち悪い(爆)。
なんて自虐ネタも入れつつ始まったハイブリ。名古屋で拳上げたり、「Can you feel?」に反応できなかった(体調不良のため立っているのがやっとでした)分 思う存分答える。
♪Can you feel? Can you fell that hybrid rainbow?昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を待っている
10年近く前の曲なのに、色褪せない名曲。いつも最後の「待っている」を「持っている」って唄うのが良い。
- アンコール終了。
- 場内に追い出しBGM、TRIP DANSERが流れる。
- オーディエンスみんなで唄うがちょっと歌詞が怪しい…。(- -;)
- もちろん自分含めデス。
- 「海を逆さにしたような空」って、色のことかと思ってた。なんでそんな青い空で溺れそうになるんだろう?って。 これからはもっと歌詞の意味を考えて楽曲を知っていこう。今まではとにかく音源を聞き集めるので必死(笑)だったからね。
そしてダブルアンコール。ビール片手にメンバー登場。 もちろんサッポロビール。Peeちゃん側でグータッチするさわおさん。あと3mくらいだった、惜しかった(いや全然無理;)でも、バスターズを指差し、オフマイクでの「thank you!」がしっかり見聞き出来ただけでもよかったかな。 隣ではピックをオーディエンスに撒く(笑)Peeちゃん。何個か撒いて、最後の1個は「僕んのだよ」ってしぐさをしてチューニング始める。 Peeちゃん、今日ももちろん間違いなく素敵です。
- 呑んでいた缶ビールを床に置くPeeちゃん。
- オ:そんなとこ置いたらこぼしちゃうよ!
- さ:'そんなとこ置いたらこぼれちゃうよ!’だって。
- P:(呑みかけのBeerを缶ごと最前列のコにあげる!!!)
- さ:うわ〜!いやらしい!
- P:(笑)
- 中身けっこう残ってたというビール。そのBeer私も激しく欲しいです!!と思ったのは私だけじゃないハズ(爆)。
隣ではさわおがぐびぐび美味しそうにBeerを飲んでいる。会場からいっき系のコールがかかるが、シンちゃんの方を向いて ’無理無理’って仕草をしてある程度ビールを呑み切る。 で、ゲップして(汚い…)、マイクの前に立つ。 この後の笑劇が…。プププ。
- チューニングの後、ギター掲げる。サード・アイだ。 暴れるようにギターを掻き鳴らし、曲が始まる。
- 「♪雨上がりのブルー ぬれた太陽〜 いつも〜の〜、めま〜い〜 」「とびこん…ゲフゥッッ!」
- ギャハハハ!!(〃>∇<)o_彡☆
- ライブ中の炭酸飲みで吹き出すハナシ、最近どっかで聞いたね(笑)
- オンマイクでゲップしました、今日お誕生日のひと。
- オーディエンスも、メンバーも大爆笑。でも唄い続けるさわお。でも本人も笑ってるし。
- Aメロでのアクシデントだったのに、中断ナシで唄いきりました。 やり直せばよかったのに、意地?(笑) あんなに笑ったサードアイ、色んな意味で忘れられません。
- あ、さわおさん39歳おめでとうございました。(今かよ)
どうやら私にとってこのライブが今年最後のピロウズになってしまいそう。 ZEPP行けないしね。 ZEPPではセトリ変わりそうだな。 聴きたかった曲で演らなかったのは、 Come Down、Scent of sweet、Sick Vibratoin 、Over Amp、Beehive その他more! いつかのライヴで聴ける日が来るといいな。
the pillows LOSTMAN GO TO YESTERDAY@SHIBUYA-AX Set List
- アナザーモーニング
- TRIP DANCER
- RUSH
- NO SELF CONTROL
- Wonderful Sight
- Sleepy Head
- ノンフィクション
- HEART IS THERE
- Skeleton Liar
- 白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター
- Beautiful Picture
- Ninny
- DAYDREAM WONDER
- ガールフレンド
- Tiny Boat
- Tokyo Bambi
- Ladybird girl
- 彼女は今日,
- ONE LIFE
- Swanky Street
- ストレンジカメレオン
- その未来は今
EN.
- Thank you,my twilight
- cherry
- ハイブリットレインボウ
W.E.
- サードアイ